アセチル化ヒアルロン酸ナトリウムは、ヒアルロン酸Naの水酸基をアセチル化した両親媒性の保湿成分である。
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウムの主な働き
ヒアルロン酸ナトリウムの水酸基(ヒドロキシル基)の一部をアセチル基に置き換えた構造をもつ。親水性と疎水性の両方の性質を併せもつ両親媒性成分として、角層表面への吸着性に関わる作用が報告されている。化粧品表示名「アセチルヒアルロン酸Na」と同一物質だが、本名義は医薬部外品の表示に用いられる。水分保持に関与する多糖鎖の骨格は保ちつつ、アセチル基の導入で疎水領域との親和性を付与した設計であり、角層の保水に関与する処方設計で使用される。
化粧品での使われ方
医薬部外品の化粧水、乳液、美容液、クリームの保湿基剤として配合される。両親媒性の特徴から、水系と油系の境界での挙動に関与し、使用後の肌あたりの設計に用いられる。配合設計は剤形や処方によって異なる。