コウジ酸は、麹菌の発酵で得られるピロン系化合物。メラニン生成プロセスに関与する美白有効成分である。
コウジ酸の主な働き
コウジ酸は、味噌やしょう油の製造に使われる麹菌(アスペルギルス属)が糖を代謝する過程で生成するピロン系化合物である。メラニン生成プロセスに関与するチロシナーゼに関与する作用が知られ、日本では医薬部外品の美白有効成分として承認されており、シミ・そばかすの予防を目的に配合される。さらに、糖とタンパク質が結合して褐色物質を生じる糖化反応に配慮した設計に用いられることもあり、近年は抗糖化を志向する処方にも組み込まれる。
化粧品での使われ方
主に医薬部外品の美容液、化粧水、クリーム、マスクに配合され、美白を目的に採用される。水溶性で処方に組み込みやすい一方、光や金属イオンの影響で着色しやすいため、遮光容器・キレート剤との組み合わせや、pH調整による安定化設計が採用される。