レチノールは、ビタミンAの一種。年齢に応じたお手入れを目的に配合される油溶性ビタミンである。
レチノールの主な働き
レチノイド骨格をもつ油溶性ビタミンで、体内ではレチナール・レチノイン酸へと代謝され核内受容体を介して角化に関わる遺伝子発現に関与することが知られている。化粧品文脈では年齢に応じたお手入れを志向する処方に組み込まれ、皮膚コンディショニング設計でも採用される。日本では純粋レチノールが医薬部外品の有効成分として承認された例がある。光・熱・酸素に極めて弱く、遮光容器・窒素置換・誘導体併用などの安定化設計が選択される。
化粧品での使われ方
美容液、クリーム、アイクリーム、医薬部外品のエイジングケア訴求製剤に配合される。油性基剤やエマルション処方に組み込まれる。配合設計は剤形や処方によって異なる。