コレステロールは、哺乳類組織に広く存在するステロール骨格の油溶性脂質。角層細胞間脂質の主要構成要素として配合される。
コレステロールの主な働き
コレステロールは、角層細胞間脂質を構成する三大脂質(セラミド・脂肪酸・コレステロール)のひとつとして知られ、皮膚バリア機能を支える設計に組み込まれる。角層に親和性の高い油溶性成分として、皮膚表面に柔軟な油性被膜を形成し、エモリエント効果による皮膚コンディショニングを目的に配合される。また、水と油を組み合わせた乳化処方では、ラメラ構造の形成を助ける乳化助剤としても用いられ、クリームや乳液の使用感と安定性に関与する。
化粧品での使われ方
クリーム、乳液、リップクリーム、ヘアケア製品などに広く配合され、皮膚親和性に優れたエモリエント成分・乳化安定化成分として処方設計に組み込まれる。羊毛脂由来の天然品と合成品があり、剤形や処方目的によって使い分けられる。