ヤシ油脂肪酸アミドプロピルべタイン液は、ヤシ油脂肪酸由来の両性界面活性剤である。
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルべタイン液の主な働き
分子内にカルボキシ基と第四級アンモニウムを併せ持つ両性構造をとり、pHによって帯電状態が切り替わる。酸性域ではカチオン性が前面に出てヘアコンディショニング作用を担い、中性〜弱アルカリ域では洗浄成分として界面活性を発揮する。アニオン界面活性剤と組み合わせると粘度を高めるとともに泡質を細かく整える働きをもち、起泡・洗浄・増粘を同時に担う多機能成分として処方設計に用いられる。
化粧品での使われ方
シャンプー、ボディソープ、洗顔料、ハンドソープに広く配合される。主剤となるアニオン界面活性剤の刺激を緩和し、泡質と感触をコントロールする目的で組み合わされる。配合設計は剤形や処方によって異なる。