シスチンは、システイン2分子がジスルフィド結合した含硫アミノ酸。毛髪や角層の構造支持に関与する。
シスチンの主な働き
シスチン(Cystine)は、システイン2分子が酸化的に結合してできる含硫アミノ酸で、分子内に2つのチオール基由来のジスルフィド結合(S-S結合)をもつ。この結合は毛髪ケラチンや角層タンパクの立体構造を架橋し、繊維の硬度・弾力・形状保持に関与することが知られている。化粧品処方では、毛髪の手触り・コシを志向するヘアケア領域での配合目的で使用されるほか、角層の水分保持に関わるNMF構成アミノ酸の補完として、保湿訴求のスキンケアにも組み込まれる。
化粧品での使われ方
シャンプー、トリートメント、ヘアマスクなどヘアケア領域に多く配合され、毛髪コンディショニングを目的に設計される。スキンケアでは化粧水・美容液・クリームに、角層のアミノ酸補完による保湿設計として組み込まれる。水溶性で水系処方に取り込みやすく、配合設計は剤形や処方によって異なる。