イノシン酸2Naは、生体由来のヌクレオチド塩。角層の保水を目的に配合される水溶性成分である。
イノシン酸2Naの主な働き
イノシン酸2Naは、塩基(ヒポキサンチン)と糖(リボース)とリン酸からなる核酸関連物質のナトリウム塩であり、水溶性を活かして角層の水分保持に関与する。食品領域ではかつお節や煮干しのうま味成分として知られるが、化粧品処方では保水・湿潤を目的に配合される。皮膚表面で親水的にふるまい、他の保湿剤と組み合わせることで角層コンディショニングを志向する処方設計に組み込まれる。
化粧品での使われ方
化粧水、美容液、クリーム、シャンプー、トリートメントなどの水系処方に配合される。保水・湿潤を目的とする設計に用いられ、他の保湿成分と組み合わせて角層の水分バランスに着目した処方を構築する。配合設計は剤形や処方によって異なる。