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ジステアリン酸エチレングリコール

パール光沢基剤

ジステアリン酸エチレングリコールは、エチレングリコールとステアリン酸のジエステル型ワックス成分である。

分類
脂肪酸エステル / 油溶性
由来
合成(ステアリン酸とエチレングリコールのエステル化)
配合目的
パール化剤/乳濁化/増粘/基剤
表示名例
ジステアリン酸エチレングリコール(Glycol Distearate)、ジステアリン酸グリコール

ジステアリン酸エチレングリコールの主な働き

常温で固体のワックス成分として、製剤中で微細な板状結晶を析出する。この結晶が光を反射することで、シャンプーやボディソープ特有のパール状の光沢と乳白色の乳濁感を生み出す視覚設計に使われる。融点を境に結晶構造が組織化するため、冷却工程の温度コントロールが仕上がりの輝度を左右する。あわせて油性成分として処方の粘度を上げる役割も担い、使用感のとろみ付与や保形性の調整に関与する。

化粧品での使われ方

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔フォームといった洗浄料の真珠光沢付与に多く配合される。乳化系のクリームや乳液で粘度・コク感を出す目的でも使われる。結晶化の進行で外観が変化するため、製造時の冷却プロファイル管理を前提とした処方設計が組まれる。