デオキシコール酸Naは、胆汁酸由来のアニオン界面活性剤。皮膚コンディショニングを目的に配合される水溶性成分である。
デオキシコール酸Naの主な働き
デオキシコール酸Naは、胆汁酸の一種であるデオキシコール酸をナトリウム塩にした陰イオン性の界面活性剤である。ステロイド骨格に親水基と疎水基をあわせもつ両親媒性の構造により、水中で会合体を形成し、水に溶けにくい成分を可溶化する役割をもつ。化粧品処方では油溶性の有効成分や香料の分散を補助する設計で使用される。皮膚に対しては皮膚コンディショニングを目的に配合され、なめらかな使用感を志向する処方に組み込まれる。
化粧品での使われ方
美容液、化粧水、洗浄料、クレンジング、マスクなどに配合される。可溶化剤・皮膚コンディショニング剤として、難溶性成分を水系に均一分散させる目的で採用される。配合設計は剤形や処方によって異なり、他の界面活性剤と組み合わせて使われることが多い。