Ingredient ·

グリチルレチン酸ステアリル

乳化補助処方コンディショニング肌荒れ防止

グリチルレチン酸ステアリルは、甘草(カンゾウ)由来グリチルレチン酸を脂溶性化した油溶性誘導体である。

分類
トリテルペノイド誘導体 / 油溶性
由来
半合成(植物由来グリチルレチン酸をステアリルアルコールでエステル化)
配合目的
肌荒れ防止/処方コンディショニング/乳化補助
表示名例
グリチルレチン酸ステアリル(Stearyl Glycyrrhetinate)

グリチルレチン酸ステアリルの主な働き

グリチルレチン酸ステアリルは、甘草の根由来のグリチルレチン酸にステアリルアルコールをエステル結合させた誘導体で、油溶性をもつ。グリチルレチン酸はグリチルリチン酸から糖部分が外れたアグリコンにあたり、本誘導体はこれを脂溶性化したペアにあたる構造である。油性基剤への溶解性が高く、肌荒れを防ぐ目的で配合される医薬部外品の有効成分でもある。水溶性のグリチルリチン酸ジカリウムとは、処方の油水バランスに応じて使い分けられる。

化粧品での使われ方

クリーム、乳液、軟膏類、サンケア、メイクアップなど、油相を含む乳化処方や油性処方に配合される。肌荒れに着目した処方設計に組み込まれることが多く、男性向けシェービング後製品にも採用される。配合設計は剤形や処方によって異なる。