トロキセルチンは、ルチンを水溶性に改良したフラボノイド誘導体。皮膚コンディショニングを目的に配合される。
トロキセルチンの主な働き
トロキセルチンは、ソバなどタデ科植物に含まれるフラボノイド「ルチン」のヒドロキシ基をヒドロキシエチル基に置換した半合成誘導体である。元のルチンが脂溶性で水に溶けにくいのに対し、本成分は水溶性を獲得しており、化粧水・美容液など水系処方に配合しやすい。フラボノイド骨格に由来する抗酸化作用をもち、活性酸素を捕捉する成分として配合される。医療領域では血管壁や微小循環に関わる研究が知られ、化粧品文脈でもめぐりケア領域に関連する成分として研究されている。
化粧品での使われ方
化粧水、美容液、アイクリーム、ボディジェルなどに配合される。くすみ印象や巡りに着目した処方、抗酸化を志向するエイジングケア処方で採用されることが多い。水溶性のため水相にそのまま溶解でき、ルチン原末より処方自由度が高い。配合設計は剤形や処方によって異なる。