オクテニルコハク酸デンプンAlは、トウモロコシデンプン由来の半合成粉体で、吸油・吸水に関与する感触調整成分である。
オクテニルコハク酸デンプンAlの主な働き
オクテニルコハク酸デンプンAlは、デンプンの水酸基にオクテニルコハク酸基を導入し、アルミニウム塩として粒子化した半合成粉体である。親水基と疎水性側鎖の両方をもつため、水分と油分の双方に対して吸着挙動を示す。皮脂や汗を粒子構造に取り込み、肌表面のベタつき感を抑える感触調整を目的に配合される。さらに、ファンデーションやメイクアップ処方では、パウダーの滑り・伸び・マット感の調整にも用いられ、処方全体の使用感設計に関与する成分として位置づけられる。
化粧品での使われ方
ファンデーション、フェイスパウダー、日焼け止め、クリーム、ボディパウダーなどに配合される。皮脂・汗の吸着による感触調整や、ベース製剤のマット感・なめらかさを整える目的で使われる。配合量や粒度によって仕上がりの質感が変わるため、処方設計は剤形や目的に応じて調整される。