Ingredient ·

シクロペンタシロキサン

基剤感触調整溶剤

シクロペンタシロキサンは、揮発性の環状シリコーン。サラッとした感触と溶剤を目的に配合される油溶性成分である。

分類
環状シリコーンオイル / 油溶性
由来
合成(ケイ素化合物)
配合目的
基剤/感触調整/溶剤
表示名例
シクロペンタシロキサン(Cyclopentasiloxane)、デカメチルシクロペンタシロキサン、D5

シクロペンタシロキサンの主な働き

5つのケイ素原子と酸素原子が交互に連なる環状構造をもち、皮膚表面で速やかに揮発する性質を備える。塗布直後は滑らかに広がり、揮発後はベタつきを残しにくい感触設計の中核として配合される。油性原料や顔料、紫外線吸収剤、シリコーン樹脂をなじませる溶剤としても働き、処方全体の伸びと均一性を整える役割を担う。揮発性が高い一方で皮膚を密閉せず、軽い仕上がりを志向する処方に組み込まれる。

化粧品での使われ方

乳液、美容液、クリーム、日焼け止め、ファンデーション、ヘアオイル、トリートメントに配合される。サラッとした塗布感の付与、顔料・有効成分の分散媒、シリコーン樹脂の溶剤として機能する。配合設計は剤形や処方によって異なる。