ブチレングリコールは、合成由来の多価アルコール(ジオール)で、保湿と溶剤の役割を兼ねる基剤成分である。
ブチレングリコールの主な働き
角層の水分保持に関与する保湿成分として配合される。グリセリンに比べて粘性が低く、さっぱりとした使用感が処方設計上の特徴となる。抗菌補助の性質を備え、防腐システムの一翼として組み込まれることもある。植物エキスや水溶性成分の溶解・抽出溶媒としても汎用されており、植物エキス類の原料表記に「BG抽出」として登場する基本ベース成分でもある。
化粧品での使われ方
化粧水、乳液、美容液、クリーム、ジェル、シートマスクなど水系処方の幅広い剤形に配合される。保湿剤、溶剤、防腐補助のいずれの役割でも組み込まれ、植物エキスの溶媒として使われる場合は原料中に既に含まれた形で配合される。