リノール酸/リノレン酸は、植物油に多く含まれる多価不飽和の必須脂肪酸である。
リノール酸 / リノレン酸の主な働き
炭素鎖中に二重結合を複数もつ多価不飽和脂肪酸で、リノール酸はn-6系、リノレン酸はn-3系に分類される。いずれも体内で合成できない必須脂肪酸で、角層を構成する細胞間脂質やセラミドの合成原料に位置づけられる。化粧品処方では油性のエモリエント成分として皮膚表面に油膜を形成し、肌のしなやかさや潤い感に関与する。バリア機能の構成要素に着目した処方設計に組み込まれる。
化粧品での使われ方
美容液、クリーム、乳液、ヘアオイル、リップ製品に油性エモリエント成分として配合される。酸化を受けやすいため抗酸化剤と組み合わせる処方設計が採用される。配合設計は剤形や処方によって異なる。