セラミド3(セラミドNP)は、角層細胞間脂質の主成分として知られるヒト型セラミドである。
セラミド3の主な働き
セラミド3は、皮膚の角層に存在するセラミドと同一構造をもつヒト型セラミドである。フィトスフィンゴシンと脂肪酸が結合したスフィンゴ脂質で、角層細胞間脂質のラメラ構造を構成する主要成分のひとつとして働く。水分を角層内に保持する目的と、外的刺激に対するバリア機能サポートを目的に配合される。旧表記「セラミド3」は、INCI改訂により現在「セラミドNP(N=ノルマル脂肪酸、P=フィトスフィンゴシン)」と表記される。化粧品では単独配合のほか、他のヒト型セラミド(セラミドNG、AP、APなど)と組み合わせて配合されることが多い。
化粧品での使われ方
化粧水、美容液、クリーム、乳液、マスクに配合される。油溶性のため、乳化処方やリポソーム化など分散技術を組み合わせて配合される。シャンプー、トリートメント、ヘアオイルなど、毛髪のキューティクル補修を目的とした処方にも採用される。