Ingredient ·

ステアリルアルコール

乳化基剤感触調整

ステアリルアルコールは、炭素数18の飽和高級アルコール。乳化安定と感触調整を目的に配合される油溶性基剤である。

分類
高級アルコール / 油溶性
由来
半合成(動植物の油脂を還元して得られる)
配合目的
基剤/乳化補助/感触調整
表示名例
ステアリルアルコール(Stearyl Alcohol)

ステアリルアルコールの主な働き

動植物の油脂から得られる炭素数18の飽和直鎖アルコールで、常温では白色のロウ状固体である。水と油の界面に並んで界面活性剤と協働するため、O/W型エマルションの乳化安定と粘度付与を目的に配合される。皮膚表面ではなめらかな感触を整える役割を担い、剤形に適度な光沢と白さを与える設計でも使われる。融点が約58℃で、クリームの硬さや伸びをコントロールする基剤として機能する。

化粧品での使われ方

クリーム、乳液、ヘアトリートメント、ファンデーションなどの乳化系剤形に幅広く配合される。界面活性剤と組み合わせて乳化補助・コンシステンシー調整・白色化を担う基剤として使用され、剤形の硬さや伸びは併用するワックスや油剤との比率で決まる。配合設計は剤形や処方によって異なる。