グリセリンは、三価アルコール構造をもつ水溶性の保湿成分。吸湿性が高く保湿剤・基剤として配合される。
グリセリンの主な働き
グリセリンは、水酸基を3つもつ吸湿性の高い多価アルコールで、角層の水分保持に関与する保湿成分として配合される。水と任意の比率で混和する性質から、化粧品処方の基剤として水相を構成し、他の水溶性成分の溶解・分散を担う役割でも採用される。水との水和時に発熱する物性により温感処方に組み込まれ、また屈折率が水に近いため透明ジェル設計の処方でも使用される、汎用性の高い水溶性原料である。
化粧品での使われ方
化粧水、乳液、美容液、クリーム、ジェル、マスク、洗顔料、シャンプー、トリートメントなど、多様な剤形に配合される。高配合時はべたつきやすいため、他の保湿剤や感触改質剤と組み合わせて使用感を調整する処方設計が採用される。