Ingredient ·

濃グリセリン

保湿基剤増粘温感透明化

濃グリセリンは、純度95%以上の高純度グリセリンで、化粧品の保湿・基剤として広く用いられる。

分類
多価アルコール / 水溶性
由来
天然由来(植物油の加水分解)または合成
配合目的
保湿/増粘/基剤/溶剤
表示名例
濃グリセリン(Concentrated Glycerin)、グリセリン(85%以上希釈品との区別表記)

濃グリセリンの主な働き

3つの水酸基をもつ多価アルコールで、空気中や角層内の水分を引き寄せる吸湿性をもつ。角層の水分保持に関与する保湿成分として配合される。粘度の高い無色透明の液体で、処方の粘度調整や水溶性有効成分の溶剤としても機能する。日本薬局方では「グリセリン」が84.0〜87.0%、「濃グリセリン」が98.0%以上と純度で区分される。希釈や中和の自由度が高く、化粧品の保湿基剤として最も汎用的に使われる素材のひとつである。

化粧品での使われ方

化粧水、美容液、乳液、クリーム、洗顔料、シャンプー、トリートメントで採用される。配合目的は保湿、増粘、溶剤、処方の凍結防止など。配合濃度は剤形や使用感の設計目的によって幅広く調整される。