Ingredient ·

ヒドロキシプロピルシクロデキストリン

可溶化安定化

ヒドロキシプロピルシクロデキストリンは、環状オリゴ糖シクロデキストリンの水溶性誘導体。可溶化と安定化を目的に配合される処方助剤である。

分類
多糖類誘導体 / 水溶性
由来
半合成
配合目的
可溶化/安定化/包接
表示名例
ヒドロキシプロピルシクロデキストリン(Hydroxypropyl Cyclodextrin)、別名HPCD

ヒドロキシプロピルシクロデキストリンの主な働き

ブドウ糖が6〜8個環状に連なったシクロデキストリンの水酸基の一部を、ヒドロキシプロピル基に置換した水溶性誘導体。環の内側に疎水性ポケットをもち、油溶性の有機化合物を内部に取り込む包接構造を形成する。これにより難水溶性の香料・精油・有効成分の可溶化や、光・熱に弱い成分の安定化を目的に配合される。母体シクロデキストリンより水への溶解度が高く、透明性を保ちたい処方や水ベース剤形での扱いやすさに優れる。

化粧品での使われ方

化粧水、美容液、ミスト、香水、ボディスプレー、シャンプー、トリートメントに配合される。香料の徐放化や有効成分の安定化目的での処方助剤として組み込まれる。配合設計は剤形や処方によって異なる。