PEG-35ヒマシ油は、ヒマシ油に酸化エチレンを付加した非イオン界面活性剤である。
PEG-35ヒマシ油の主な働き
トウゴマの種子から得られるヒマシ油に酸化エチレン(平均35モル)を付加して合成される。親水基鎖が長いHLBの高い構造を持ち、油溶性成分を水系処方に分散・透明化する可溶化作用がある。香料や脂溶性ビタミン、植物油などを水系基剤に組み込む可溶化剤として配合される。乳化剤としてはO/W型処方の安定化を目的に使われる。
化粧品での使われ方
化粧水、ローション、ミスト、シャンプー、洗顔料、医薬品の注射剤など、水系処方の可溶化が必要な剤形に配合される。透明系の処方設計や、香料・油溶性活性成分の水相分散に用いられる。配合設計は剤形や処方によって異なる。