ポリソルベート80は、モノオレイン酸ソルビタンに酸化エチレンを付加した非イオン界面活性剤である。
ポリソルベート80の主な働き
親水基にポリオキシエチレン鎖、疎水基にオレイン酸エステルを持つ両親媒性構造により、水相と油相の界面張力を低下させて安定なエマルションを形成する設計で使用される。HLB値が15前後と高く、水溶性が強い液状の界面活性剤として、油性成分の分散・水中油型乳化に適性を示す。香料や油溶性ビタミンなど水に溶けにくい成分を透明に溶かし込む可溶化剤としても処方される。
化粧品での使われ方
化粧水、美容液、乳液、クレンジング、シャンプーなど剤形を問わず配合される汎用界面活性剤。微量の油性成分を澄明な水系処方に組み込む可溶化目的、または水中油型乳化の補助乳化剤として用いられる。配合設計は剤形や処方によって異なる。