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イソプロパノール

溶剤溶解補助

イソプロパノールは、無色の液体アルコールで、化粧品では溶剤や溶解補助を担う両親媒性の合成基剤成分である。

分類
アルコール類 / 両親媒性
由来
合成(プロピレンの水和により製造)
配合目的
溶剤/溶解補助
表示名例
イソプロパノール(Isopropyl Alcohol)、2-プロパノール

イソプロパノールの主な働き

イソプロパノールは2-プロパノール(Isopropyl Alcohol)の別名で知られる一価アルコールであり、分子内の水酸基により水と親和し、同時にアルキル基により油性成分とも親和する両親媒性をもつ。揮発性が高く、塗布後に速やかに気化することで処方の伸びや乾きの感触設計に関与する。構造・性質はエタノールに近く、工業・医薬領域では清拭や消毒の用途で採用事例が多い。化粧品領域では抗菌機能を目的とする配合ではなく、難溶性成分の溶解補助および処方安定化を目的に配合される溶剤成分として扱われる。

化粧品での使われ方

化粧水、ヘアトニック、アストリンゼント、香水などの揮発性とさっぱりした使用感を志向する処方に配合される。油溶性の香料・有効成分を水相に分散させる溶解補助の役割を担い、増粘剤や基剤成分と組み合わせて処方設計される。