Ingredient ·

ソルビン酸K

処方安定防腐

ソルビン酸Kは、ソルビン酸のカリウム塩。酸性域で微生物増殖の抑制を目的とする水溶性の防腐補助成分である。

分類
有機酸塩 / 水溶性
由来
合成
配合目的
防腐/処方安定
表示名例
ソルビン酸K(Potassium Sorbate)、ソルビン酸カリウム

ソルビン酸Kの主な働き

ソルビン酸Kは水に溶けやすく、処方中でソルビン酸を遊離させて微生物の増殖を抑える防腐補助成分として働く。作用が発揮されるのは酸性域に限られるため、pHを下げた処方と組み合わせて配合される。酵母・カビへの抑制作用が知られ、細菌領域はやや弱いため単独使用ではなく、ほかの防腐成分や処方上の工夫と組み合わせて防腐設計を組み立てる目的で使用される。白色〜淡黄褐色のリン片状結晶粉末で、水溶液として処方に投入しやすい点も特徴である。

化粧品での使われ方

化粧水、美容液、ジェル、マスクなどの水系・酸性域処方で、防腐補助・処方安定を目的に配合される。単独で防腐系を完結させる用途ではなく、他の防腐成分と組み合わせた多段防腐設計の一要素として用いられる。配合設計は剤形や処方pHによって異なる。