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クエン酸ナトリウム

pH調整キレート酸化防止

クエン酸ナトリウムは、クエン酸を中和した水溶性の有機酸塩。pH緩衝と金属イオン捕捉を担う基剤成分である。

分類
有機酸塩 / 水溶性
由来
合成(クエン酸の中和塩)
配合目的
pH調整/キレート/酸化防止
表示名例
クエン酸ナトリウム(Sodium Citrate)、クエン酸三ナトリウム

クエン酸ナトリウムの主な働き

第一に、処方のpHを目標値に保つpH緩衝剤として働く。クエン酸との組み合わせで弱酸性領域の緩衝系を構成し、剤形の安定化を目的に配合される。第二に、処方中の金属イオンと結合するキレート剤としての作用が知られている。鉄や銅などの微量金属イオンを捕捉し、酸化反応の起点を遮る役割を担う。第三に、酸化されやすい成分の失活を抑える設計に組み込まれ、ビタミンC系や香料の安定化を志向する処方で基剤として使用される。

化粧品での使われ方

化粧水、美容液、クリーム、シャンプー、洗浄料まで幅広い剤形に配合される。処方のpH調整、金属イオン捕捉による酸化防止、香料・色素の安定化を目的とする。配合設計は剤形や処方によって異なる。