水酸化Naは、強アルカリ性を示す無機塩基で、化粧品ではpH調整と中和反応に用いられる。
水酸化Naの主な働き
水に溶けて水酸化物イオンを放出する強塩基として、処方のpHをアルカリ側へ調整する目的で配合される。脂肪酸と反応して脂肪酸ナトリウム塩を生成する性質をもち、固形石けんの製造基材として中心的な役割を果たす。生成される石けんは水酸化Kで作るものよりも硬く成形性に優れ、固形タイプの洗浄料に向いた処方設計が組まれる。化粧品では微量配合で最終pHを目的値に調整する用途が中心となる。
化粧品での使われ方
固形石けん、洗顔料、ボディソープ、化粧水、クリームで採用される。配合目的はpH調整、脂肪酸との中和による石けん形成、乳化補助など。最終製品中では中和反応で消費され、目的のpHに整えられた状態となる。