チオクト酸は、活性酸素を捕捉する両親媒性のビタミン様物質である。
チオクト酸の主な働き
水と油の双方になじむ両親媒性をもち、水溶性領域と脂溶性領域の双方で活性酸素を捕捉する抗酸化成分として配合される。生体内ではミトコンドリアの補酵素として知られ、エネルギー代謝の補助因子に関わる物質である。化粧品設計では酸化ストレスに着目した処方に組み込まれ、表情ジワのケア目的やエイジングケア目的の処方の構成成分として用いられる。光・熱・酸素により失活しやすい性質から、遮光容器や安定化処方での設計が採用される。
化粧品での使われ方
美容液、クリーム、目元用美容液に組み込まれ、エイジングケア目的の処方で抗酸化目的を担う配合として使用される。配合設計は剤形や処方によって異なり、安定性の確保を目的に他の抗酸化成分との併用設計が採用される場合がある。