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セルロースガム

処方安定増粘感触調整粘度調整

セルロースガムは、植物由来セルロースを半合成した水溶性高分子で、増粘と処方安定を目的に配合される多糖類誘導体である。

分類
多糖類誘導体 / 水溶性
由来
半合成(パルプ由来セルロースのカルボキシメチル化)
配合目的
増粘/粘度調整/処方安定/感触調整
表示名例
セルロースガム(Cellulose Gum)、カルボキシメチルセルロースナトリウム、CMC-Na

セルロースガムの主な働き

セルロースガムは、セルロースの水酸基にカルボキシメチル基を導入したアニオン性の水溶性高分子で、水に溶けて粘度を生み出す増粘・粘度調整剤として働く。乳化系では分散相を均一に保ち、分離・沈降を抑える処方安定の役割を担う。さらに、皮膜形成性によって肌上での伸びや密着感を整える感触調整の用途でも配合される。塩濃度やpHにより粘度が変動する性質をもつため、処方設計では他の増粘剤と組み合わせる場合がある。

化粧品での使われ方

化粧水、乳液、クリーム、ジェル、マスク、洗顔料など幅広い剤形に配合され、粘度の付与と処方安定、塗布感の調整を目的に使用される。多価金属イオンや強酸性条件で粘度が低下するため、処方設計ではpH調整剤やキレート剤と組み合わせて安定性を確保する。