Ingredient ·

ステアロイルラクチレートNa

乳化処方安定

ステアロイルラクチレートNaは、ステアリン酸と乳酸から得られる合成アニオン界面活性剤である。

分類
アニオン界面活性剤 / 両親媒性
由来
合成(ステアリン酸と乳酸のエステル化)
配合目的
乳化/処方安定/コンディショニング
表示名例
ステアロイルラクチレートNa(Sodium Stearoyl Lactylate)、ステアロイル乳酸Na

ステアロイルラクチレートNaの主な働き

ステアリン酸(脂肪酸)と乳酸のナトリウム塩がエステル結合した構造をもち、親水基と親油基をあわせもつ両親媒性のアニオン界面活性剤として働く。水相と油相のあいだに配向することで水と油を均一に分散させ、O/W型エマルションの安定化に関与する成分である。乳化補助のほか、角層表面でのなめらかな感触を与えるコンディショニング目的でも配合される。食品分野でも乳化剤として用いられてきた成分で、化粧品処方では穏やかな使用感を志向する処方に組み込まれる。

化粧品での使われ方

乳液、クリーム、美容液、ヘアコンディショナー、ボディクリーム等に乳化剤・処方安定剤として配合される。単独で主乳化剤に用いられるほか、セタノールやステアリルアルコール等の高級アルコールと組み合わせて乳化系を構築する処方設計が採用される。配合設計は剤形や処方によって異なる。